家畜福祉(アニマルウェルフェア)とは 家畜のしあわせを思う
家畜福祉とは、英語で「Animal Welfare」と呼び 、数年前から西洋では一般的に概念化されている動物倫理の言葉です。
アニマルウェルフェアを直訳すると、「animal=動物」、「wel=良く、望み通りに」、「fare=生きる、生活する」、となります。
つまり、動物がその生活を良い状態で過ごす、望み通りに生きる、ことを意味します。
さて皆さん、今家畜達がどのような環境で育てられているかご存知でしょうか?
牛は草原でゆったりと草を食み、ブタは外で土を掘り仲間と遊び、鶏は庭先で「コッ、コッ」と鳴きながら植物や虫をついばむ。
そんな動物の自然な生態を想像する人も少なくないのではないでしょうか?
産業革命後、畜産もその形態を文明化し、年を追うごとに徐々に効率性を優先させる形態になってまいりました。
そのおかげで我々は以前に比べいつでも安く大量に畜産物を摂取出来るようになりましたが、我々に幸せをもたらす事に反比例して彼らの環境は悪化の道を辿ってきました。
現在上記のような自然環境の中で暮らしている家畜達は極稀です。
その多くは、彼らが主体的な生き物であるという感覚はなく、まるで工場製品のような感覚で扱われているのでは?
と疑問を感じてしまうくらいに、人間側の経済、効率を中心にその生をコントロールされ生産されております。
しかしながらそのような感覚に疑問を持っている生産者も数少ないかもしれませんがいらっしゃいます。
当店では家畜福祉の観点から優良な鶏卵をご用意しております、是非ご利用下さい。
なお、店頭でお買い上げ頂いた家畜福祉商品の売り上げの一部は、福島第一原発事故により被災した家畜の保護活動をしている団体、「もーもーガーデンbyふるさとと心を守る友の会」さんに寄付させて頂きます。
放し飼い卵1p各種→20円